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スマート保安推進に関する業務

 危険物保安技術協会では、危険物施設等のDX推進技術について日本エヌ・ユー・エス株式会社及びブラウンリバース株式会社と共同研究し、技術援助を行っております。
 2社が提供する各デジタルシステムの導入について、ご不明な点がございましたら御連絡ください。


1.危険物施設等のDX推進に係る技術援助の流れ


別表

連絡先
危険物保安技術協会 企画部企画課
TEL : 03-3436-2356
メールアドレス : kikaku@khk-syoubou.or.jp

2.各社のサービス紹介サイト

「PRISM火災戦略AI」

 近年、危険物施設の事故件数は増加傾向にあることから、実災害に即した警防活動支援ツールとして使用でき、シナリオ非提示型の図上演習等の実践により的確な防御活動を学ぶことができる防災教育・訓練ツールの提供を日本エヌ・ユー・エス株式会社と共同研究開発し、この度業務を開始しました。

 当協会が開発する「VR型構内図」をベースとして、日本エヌ・ユー・エス株式会社は米国AMMI社(AMMI Risk Solutions)開発のソフトウェア「PRISM」を活用し構築する「電子版消火計画(PRISM火災戦略AI)」により、石油コンビナートの防災・保安活動のデジタル化・高度化推進を提案しています。

 【VR型構内図】は、危険物施設内(地上・上空)で撮影した360°写真で構成され、画像内に事業所が保有する各種デジタル情報を集約したものです。日常用途として、関係者間での施設情報の共有、現場確認の代替手段、入構者教育等を想定しています。また、災害時には「PRISM火災戦略AI」と連携し、組織間(事業所、消防機関等)の情報共有や警防戦略の立案で活用を想定しています。

 【PRISM火災戦略AI】は、石油コンビナートのみならず、各種プラントも対象としたデジタル版の消火計画であり、事前に入力した情報(消防設備、危険物、警防計画等)を基に、事故時の条件(発災場所、風向風速等)を入力することで、シナリオの自動表示や推奨される選択肢の提示が行われます。実災害時のみならず、防災訓練においても活用可能であり、従来のシナリオベースの訓練では経験できない、実践に即した訓練が可能となります.


日本エヌ・ユー・エス㈱のサービス紹介サイト

「PRISM火災戦略AI」のご紹介リーフレット
PRISM火災戦略AIリーフレット表面
PRISM火災戦略AIリーフレット裏面

*拡大版は、日本エヌ・ユー・エス㈱のサービス紹介サイトをご覧ください。

「INTEGNANCE VR」

 社会的ニーズとして、社会インフラ全般における保全活動等のデジタル化及びスマート化という潮流があり、現場作業の人的負担軽減やノウハウの継承が重要視され、危険物取扱事業所のDX(Digital Transformation)が求められています。
当協会とブラウンリバース株式会社は、危険物取扱事業所の設備管理が2次元の図面中心だったものから、3次元のデジタルツイン技術の活用へ広く普及する事を見据え、本技術による保安業務のオンライン化について共同研究しています。

  【INTEGNANCE VR 】

 3 次元情報をもった 360 パノラマ写真をベースに設備管理を容易にするための 3 次元ビューアサービスです。主な機能は、製造プラントにおける設備管理業務へ活用できる機能を実装しています。また、危険物施設等の許認可申請図書/定期点検記録のデジタル情報へ INTEGNANCE VR のマーカー機能を活用する事で簡単にアクセス/閲覧する事ができます。
ブラウンリバース㈱のサービス紹介サイト

「INTEGNANCE VR」のご紹介リーフレット
INTEGNANCE VRリーフレット表面
INTEGNANCE VRリーフレット裏面

*拡大版は、ブラウンリバース㈱のサービス紹介サイトをご覧ください。