最近の事故事例に学ぶ

洗浄作業中のガソリンスタンド地下タンク爆発事故

8月30日、札幌市において営業を休止し、解体に伴う洗浄作業中のガソリンスタンドで爆発が起こり、 作業員2名が重傷を負うという事故が発生しました。 このような解体に伴う作業中の安全対策については、当協会募集の危険物事故防止対策論文において、 消防庁長官賞を受賞した-危険物施設等の廃止と事故防止対策-(機関誌「Safety & Tomorrow」No.96(2004/7月号)に掲載)に示されている地下タンクの貯蔵所を廃止する場合の安全な工事手順が非常に有効であると考えられます。

したがいまして、危険物施設の廃止に際しては、是非この論文をご参考として、安全対策をご検討いただきたいと思います。 当協会では、危険物等に係る事故防止対策の推進に資するため、「危険物施設における事故事例集」、「事故データの集計・分析のための危険物事故分析プログラム」、「法、政令、省令および告示について相互に関連づけた検索可能な消防法&石油コンビナート等災害防止法の法令階層間リンクシステム」等の情報を「危険物総合情報システム」として提供しております。 この機会に危険物総合情報システム(お試し版)をご覧の上、是非「危険物総合情報システム」のご活用を ご検討下さるようお願い申し上げます。


施設解体に伴う地下貯蔵タンク洗浄作業中の爆発事故概要(札幌市消防局殿情報提供))
機関誌「Safety & Tomorrow」No.96(2004/7月号)-危険物施設等の廃止と事故防止対策-
・「危険物総合情報システム
・「危険物総合情報システム(お試し版)」


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